貧血について
2019年07月25日
ちょっと前の話だが数年前から、義母が血液検査の結果から、医師から貧血気味なので専門医に一度診てもらうようにと言われていた。
しかしながら、本人は特に自覚症状もなく元気にしていたのと、内科医ではないがかかりつけの医師からも食が細くなった老人にはよくあることと話すのでそのままにしておいた。
ある日ヘルパーさんから連絡があり義母の呼吸が浅く、ぜいぜいと苦しそうにしているとの事。
家内はすぐ時間をつくって義母を連れて循環器系の医院へ向かった。
レントゲンの画像を一目見て、医師からなるべく早期の総合病院への入院を勧められた。
義母は鉄欠乏性貧血から来る心臓肥大だった。
医師からは貧血は治療すれば治るが、一度肥大した心臓はなかなか元には戻らないと告げられた。
貧血の治療は鉄剤の服用にしても分子が大きいため人によってはあまり吸収されないケースや、鉄を貯めにくい体質の場合など治療に時間がかかることがままある。
諸事情から早めに完治させなければいけなかったこともあり、1週間ほど入院した後、退院後薬を飲む際の水を愛ON3倍~4倍液にして1日300ccから500cc飲ませるようにした。
一ヵ月後、義母のヘモグロビン数値5,3は12,5の正常値へ、他の貧血関連の数値も軒並み正常域となり、約半年経った現在、義母の体調は良好である。