がん治療の真実10
2019年10月11日
先月の9月8日、国立がん研究センターにおいて、第13回LFM(低分子フコイダン)研究会が開かれた。
講師は国際的にも注目されている国家プロジェクト、エクソソーム(細胞外小胞)によるがん研究を牽引してきた国立がん研究センター研究所主任分野長の落谷先生。
落谷先生はNHKテレビ「サイエンスゼロ」にも出演しているエクソソーム研究の第一人者で、今回、われわれの低分子フコイダンをエクソソームの面から研究してくれた。
これまで、低分子フコイダンの症例の中には、今まで突き止めてきたフコイダンの作用だけでは説明がつかない効果が実は沢山確認されているのだが、その核心を握っているのがエクソソームだというのだ。
落谷先生は低分子フコイダンの中には1g当たり800億個ものエクソソームが含まれており、NK細胞の活性化が、われわれの低分子フコイダンに大量に含まれるエクソソームによって行われているという、全く新しい作用機序を発見したのだ。
エクソソーム研究は国家プロジェクトとして、国立がん研究センターがこの5年あまりをかけて行ってきた研究で、世界的にも注目されており、NHKスペシャル人体でも何度も紹介された、がん撲滅の鍵を握るとされているものだ。
エクソソームは細胞間のコミュニケーションツールとして働いているとされ、がん細胞の転移に大きく関与していることが分かってきている。
前述したように、低分子フコイダンの大量のエクソソームが、がんに最も有効な免疫細胞であるNK細胞を活性化させてがんの増殖を抑制しているように、低分子フコイダンの持つがんの転移抑制効果も、がん細胞のエクソソームに対しての低分子フコイダンのエクソソームの何らかの働きかけにより転移を抑制している可能性が高い。
他にも、落谷先生はわれわれの低分子フコイダンと抗がん剤との併用により、単独の抗がん剤より明らかに優位にがんの増殖が抑制されたとの発表もしていただいた。
今回の講演では、 現在日本で最もがん研究が進んでいる国立がん研究センターにおいて研究をされている著名な落谷先生から、われわれの低分子フコイダンの持つ抗がん効果にお墨付きをいただき、低分子フコイダンを扱い始めて約10年、この製品をがん患者の方々におすすめして来てわが意を得たと同時に、これからも更なる自信を持ってこの低分子フコイダンをすすめていく思いを強くしたのだった。
天窓を通して自宅、床に現れた龍体